おすすめの絵本2

 

 

 

ひとりの子が私のところへ来て言いました。「ニュースみた?せんそうがはじまっちゃたよ」私は「うん。知ってる。悲しいね」と言いました。その後の言葉を探していたら「おいのりしよう」と言ってくれました。「そうだね。お祈りをしようね」と言って一緒にお祈りをしました。

「てぶくろ」は以前にもご紹介したことがあります。日本語に訳されてから長い間親しまれてきたロングベストセラーと言われる絵本で保護者の方たちも懐かしく思われる方がいらっしゃるかもしれません。ウクライナで昔から伝えられてきた民話です。冬は極寒と言われているウクライナならではの心がほっこりするお話です。一人のおじいさんが落とした手袋を見つけたねずみが「ここで暮らすことにするわ」と言いました。そこにカエルが来て「わたしもいれて」と言いました。次々に動物たちが来て、現実にはあり得ない世界にどんどん引き込まれていくようです。絵本の表紙、この動物たちが来ているお洋服、なぜかいつの間にか作られている手袋のおうちの小窓、それらにウクライナの人たちの生活感が溢れます。ウクライナに想いを寄せて、ウクライナの子どもたちが暖かい部屋で家族と共にこの絵本が開けることを願ってやみません。