7月の「園だより」から 2024.07.01掲載
Last Updated on 2024年9月16日 by 取手幼稚園
6月だというのに熱中症警戒アラートが発令されました。私の子どもの頃には考えられないことです。地球が悲鳴を上げている、そんな気がしてなりません。例年ならこの時期、子ども達はたっぷりと戸外で遊びます。けれども今、その戸外遊びに制限をつけなければならず、外での楽しみを得られなくなった子どもたちは当然室内での遊びに楽しさ、面白さを追求します。レゴブロックにお友達の髪の毛を巻き付けて別のレゴブロックで挟む。これ、何をしていると思いますか?美容室ごっこだそうです。別のレゴブロックでドライヤーも作って。(これがまたリアルで素晴らしい!)また別の日は廊下のマグネットボードに専用の磁石を投げてどれだけ高いところにつけられるかを競う遊び。これらの遊びは本来の遊び方ではありません。子ども達が自ら考えて編み出したものなのです。そんなときの子どもたちの表情は生き生きしています。「おもちゃの遊び方」なんて本当は必要ないのかもしれませんね。どうすればより楽しく、面白くなるかは子ども自身がちゃんと考えています。
《園長 小林路津子》
ガラテヤ 6章2節
『互いに重荷を担いなさい』
『互いに重荷を担いなさい』