Last Updated on 2025年6月7日 by 取手幼稚園

裸足になって！どろんこになって！お砂場で遊びます。

もうおばさんになった私でも小さいころお砂場にお水を流して遊んだあの日のことを覚えています。

川を作って、お水をバサーっと流し込む。これぞ砂場遊びの醍醐味ですよね。

砂場の表面のあったかさ。少し掘ったところのひんやりさ。お水を流した時のつめたさ。

こどもたちはこの温度を肌で感じて遊びます。この「きもちいい！」っていう感触。ときには「うわ！きもちわるい！」っていう感触。

乳幼児期にこの感覚に触れること、そして幼いころ感じたその感触を大人になっても思い出すこと。それって生きる力につながっています。

青い空の下、風も心地よい一日でした。

Last Updated on 2025年6月6日 by 取手幼稚園

6月になると、幼稚園児だったころ、どうしてもカタツムリが欲しかった自分を思い出します。東京の下町に育ったわたしが、図鑑の写真ではなく、自然にいる「本物のカタツムリ」を見るのは稀でした。先日、民生委員さんたち（おいもほりなどをいつも手伝ってくださいます）と話したのですが、この小文間地域でも昔に比べると格段に生き物を見かける機会は少なくなったそうです。取手幼稚園は小さな園ですけれど、「地域全体が園庭」といえる保育をしたいと思います。というのも、人は人と関わり、また環境と関わる中で大きく成長するからです。ゲームや動画に熱中するのは時代の趨勢ともいえますが、どのような事柄にもいえると思いますが、「本物」を可能な限り味わわせたいというのが、取手幼稚園の願いです。

《園長 小林祥人》