認定こども園 取手幼稚園
茨城県取手市にある認定こども園 取手幼稚園の公式ホームページ
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アーカイブ: 2025.11

11月の「園だより」から  2025.11.11掲載

いよいよ秋も深まってきました(っていうか、ときどき冬みたいに寒いッ!)。季節の変わり目ですから、体調中崩したくないところですね。園では「さくひん展」の準備が始まっています。運動会で体をたっぷり動かしましたが、今度はお部屋で、手や指を使っていろいろなものを、時には一人で、時には仲間と一緒にじっくり作りこんでいきます。こちらもまた「やってみよう」という子どもたちの気持ちを大切にした行事です。
秋は収穫感謝祭もあります。私たちが食べて生きるということ、そのために会ったこともないたくさんの人たちが働いているということ、自分たちもいつかそういう人になるかもしれないということを、子どもたちが知ってくれたらと願います

《園長 小林祥人》

申命記 26章10節
あなたが私に与えてくださった土地の実りの初物を持って参りました。

9月の「園だより」から  2025.09.01掲載

 夏休みも終わりですね。みんな、どんな休みを過ごしたでしょう。幼稚園や小学校では「夏休みの思い出」なんていうのをお絵描きや作文なんかでやったりします。ここはこども園ですから、さすがに作文はありませんけれど、「思い出して、表現してみる」、そこで出会った人や物のことをもう一度目の前で思い出してみると、ちょっと時間がたってる分だけ、どれだけ楽しく過ごせたかがまたはっきりとわかるんです。そういう思い出って、山や、海や、新幹線や、飛行機や、テーマパークばかりがそうなのではありません。おうちで過ごしたちょっとした時間の中にも、それはあります。「あの日(仲のいい)誰かと一緒だった」それだって、こどもたちは喜びを感じてるんです。そしてそれは、その子を一生支えるたいせつな「思い出」かもしれないんです。

《園長 小林祥人》

テサロニケの信徒への手紙Ⅰ5章14節
気落ちしている者を励ましなさい。弱い者を助けなさい。

8月の「園だより」から  2025.08.01掲載

取手幼稚園に来て19年目ですが、ここまでさいわいなことに、夏休み中の園児の大きな事故というものに遭ったことがありません。毎年悲しい水の事故や熱中症のニュースを耳にするたび、そしてそれが夏休みシーズンの「よくあること」のように報道されるのをテレビで見るたび、いたたまれない気持ちになります。せっかくの「楽しいこと」だらけの夏休み。どうか健康に気を付け、最後まで楽しく元気に過ごして、9月にまた会いましょうね。あ、子どもたちだけじゃなくて、保護者さまも、ですよ。

そして「命を大切にする」という話になると、8月はまた「戦争」について振り返る時でもあります。どうか広島・長崎の「原爆の日」、8月15日のこと。少し思い起こす機会があったらと願います。子どもたちも、きっと真剣に受け止めてくれますよ。

《園長 小林祥人》

エフェソ2・14新共同訳
キリストはわたしたちの平和であります。

7月の「園だより」から  2025.07.01掲載

あつ~いっ! なんて言うと「夏が暑いのはあたりまえっ!」なんて母親から言われたのが、小さいころの思い出です。わたしが生まれ育った地域では、その時分エアコンなんて備え付けてある家なんてめったにありませんでした。そして暑いことは暑かったけれど、それなり楽しみもありました。思うに駄菓子屋さんで買って食べながら帰ってくるアイスなんて、その後どこで食べたアイスより最高でした。暑さもあのころとはだいぶ変わってきましたから、今は熱中症に気をつけながらですが、それでも子どものころの「この夏がサイコー」なんていう思い出は大切にしたいと思います。長い人生の中でこども園生活なんて短い時間ですが、それぞれの季節に「最高の思い出」の一つを子どもたちに残すことができたらと、いつも願っています。

《園長 小林祥人》

ローマの信徒への手紙12章15節
喜ぶものと共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。

6月の「園だより」から  2025.06.06掲載

6月になると、幼稚園児だったころ、どうしてもカタツムリが欲しかった自分を思い出します。東京の下町に育ったわたしが、図鑑の写真ではなく、自然にいる「本物のカタツムリ」を見るのは稀でした。先日、民生委員さんたち(おいもほりなどをいつも手伝ってくださいます)と話したのですが、この小文間地域でも昔に比べると格段に生き物を見かける機会は少なくなったそうです。取手幼稚園は小さな園ですけれど、「地域全体が園庭」といえる保育をしたいと思います。というのも、人は人と関わり、また環境と関わる中で大きく成長するからです。ゲームや動画に熱中するのは時代の趨勢ともいえますが、どのような事柄にもいえると思いますが、「本物」を可能な限り味わわせたいというのが、取手幼稚園の願いです。

《園長 小林祥人》

エフェソの信徒への手紙5章8節
光の子として歩みなさい



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