アーカイブ: 2025.03
3.11を覚えて防災を考える 2025.03.17掲載
Last Updated on 2025年3月17日 by 取手幼稚園
阪神淡路大震災を経験し、東日本大震災では現地でボランティアとして長く携われた野田先生のお話を聞きました。
「一瞬真っ暗になり、しーんとしたらおうちの屋根が頭の上にあったんだよ。」
「地震から4~5日後、暖かいおにぎりを頂いた時、自然に涙が出て止まらなかったんだ。。。」等リアルにご経験をお話してくださいました。子どもたちの真剣です。
非常食の保存ビスコを食べてみました。
非常食のアルファ米おにぎりを水で作って食べてみました。
「つなみ」という作文集から当時小学校6年生だった子が書いた
「おにぎり1個10分かけて食べた」という作文を読みました。
3月の「園だより」から 2025.03.04掲載
Last Updated on 2025年3月4日 by 取手幼稚園
幼稚園にとって「とうとう」3月がやってきました。そう、お別れの月です。毎日あたりまえのように一緒に過ごしてきたお友達とお別れをしてそれぞれに新しい旅立ちの時です。私は一人の大人として、子どもたちの未来を心配しています。環境のこと、戦争のこと、命のこと。小学校へ進学する子どもたちへ残念ながら「楽しいことばかりだよ」とは言ってあげられないのです。子ども達は今まで以上に困難な時代を生きていくのかもしれません。そして生きていれば楽しいことばかりではなく、悲しいことや辛いこと、また理不尽だと思うことなどをも経験していくのでしょう。その時をしっかりと生き抜いてくれれば後でその意味が見出せるはずです。そのために大切なのが幼稚園での出会いと経験だったと私は思っています。そして今、みんなで「いいお別れ」ができるように最後の時を過ごします。「出会えてよかったね」「きみのこと、いつも大切に思っているよ」「また会おうね」と、お別れしましょうね。
《園長 小林路津子》
愛する人たち、互いに愛し合いましょう。