認定こども園 取手幼稚園
茨城県取手市にある認定こども園 取手幼稚園の公式ホームページ
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園長のおはなし


7月の「園だより」から  2024.07.01掲載



6月だというのに熱中症警戒アラートが発令されました。私の子どもの頃には考えられないことです。地球が悲鳴を上げている、そんな気がしてなりません。例年ならこの時期、子ども達はたっぷりと戸外で遊びます。けれども今、その戸外遊びに制限をつけなければならず、外での楽しみを得られなくなった子どもたちは当然室内での遊びに楽しさ、面白さを追求します。レゴブロックにお友達の髪の毛を巻き付けて別のレゴブロックで挟む。これ、何をしていると思いますか?美容室ごっこだそうです。別のレゴブロックでドライヤーも作って。(これがまたリアルで素晴らしい!)また別の日は廊下のマグネットボードに専用の磁石を投げてどれだけ高いところにつけられるかを競う遊び。これらの遊びは本来の遊び方ではありません。子ども達が自ら考えて編み出したものなのです。そんなときの子どもたちの表情は生き生きしています。「おもちゃの遊び方」なんて本当は必要ないのかもしれませんね。どうすればより楽しく、面白くなるかは子ども自身がちゃんと考えています。

《園長 小林路津子》

ガラテヤ  6章2節
『互いに重荷を担いなさい』



6月の「園だより」から  2024.06.01掲載



歩いて行ける場所に畑をお借りしています。子どもたちは苗からお芋を育てるのです。お散歩で畑に寄って成長する姿を見たり、雑草抜きをしたりします。秋の収穫が楽しみです。お野菜や果物が太陽や雨の自然の恵みと育てる人が関わって、時間をかけて大きくなることを実体験から学びます。苗植えの帰り道、ご近所の方の畑のカリフラワーの葉に沢山のあおむしがついていました。まるでムシャムシャと音が聞こえるかのようにおいしそうに葉っぱを食べて葉っぱは穴だらけでした。了解を頂いてあおむしがついたはっぱを頂いて育ててみました。はらぺこあおむしはちゃんとさなぎになってモンシロチョウになり羽ばたいていきました。「命を感じる」ってこういうことだなぁ、と思うのです。空気、風、土、草花、そして虫たち、いろんないのちを全身で感じて今日も子どもたちは心躍らされる面白いことを見つけることに夢中です。

《園長 小林路津子》

エフェソの信徒への手紙 5章8節
『光の子として歩みなさい。』





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